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行き詰まりの解決法は、安室奈美恵の“告白”から学ぼう!


再放送で、NHKの特別番組『安室奈美恵 告白』を観ました。

内容は、デビュー当時から現在に至るまでのヒット曲の映像を共に観ながら、安室ちゃんがほとんど一人で当時の思いや考えを実直に語っていくというもの。もちろん、引退の経緯についても。

全体を通して、意外だったことは、彼女は、ダンスや歌の才能があり、大スターではあるけれど、中身は、隣にいてもおかしくないほどの一般人的な感覚の持ち主なんだと思えたこと。

今は、ポジティブな印象を受けますが、

途中まで、そうでもなさそうなんですよね。

プレッシャーを感じたり、

怯えたり、

落ち込んだり、

迷ったり…、

華やかなステージの裏で、

それほど苦悩を抱えていたのか、

と驚きました。

でも、あるきっかけで、

考え方が変わり、

目の前が明るくなって、

スムーズに進んでいけるようになった

と言うのです。

そのプロセスが、

仕事や人間関係等々の問題で、

行き詰っているどんな人にも、

参考になるので、ブログにしました。

歌手「安室奈美恵」を捨てる。

番組内で、最も印象深かった言葉があります。

それは、

「(誰にも)相談できないということが、

  一番の大きな悩みだった 」

この言葉を聞いたとき、気の毒さを覚えました。

相談というか、愚痴や弱音を吐き出せる人がいなかったのでしょう。

大スターゆえなのか。

出産して復帰した年に、母親を亡くしたことも大きいのかもしれません。

でも、だからこそ、よかったのではと思えるのは、自分が心底納得できる答えを見つけることができたこと。

相談したとすれば、自分と異なる生き方の人の考え方を取り入れ、試すこととなり、余計に時間がかかったり、結局腑に落ちず、満足の得られない結果になることが多いからです。

安室ちゃんは、小室プロデュースが終わった時、

どうしていけばよいかと不安になっていたそうです。

そんなときに、

自分で自分をプロデュースしたらいいよ」

というアドバイスを受け、承諾。

衣装、ヘアメイク、ジャケット写真等々の全般に渡り、自分で考え、手探りで進んでいきます

ところが、以前のように、

ヒット曲は出ず、

ファンも減っていく。

なぜ?

どうしたらよい?

脱出方法はわからず、

落ち込むばかり。

何が問題かがわからず、

考えつくことはやってみるものの、

しっくりハマらず、

行き詰る。

何年も、もがきに、もがき、

あるとき、思い切って、

安室奈美恵を捨てた

「捨てる」というのは、

一旦、歌手「安室奈美恵」を休止して、

異なる名で他ジャンルの人たちと組んで

活動をするということ。

そのときです。

安室ちゃんが、

開眼したのは。

新たな活動について、

「ものすごく楽しくて、

すごい達成感があった」

と話します。

と、そこで、

これまでを振り返り、気づくのです。

こうしなきゃいけない

ああしなきゃいけない

こうじゃなきゃいけない

と、考えすぎてしまって、

楽しむことを忘れていた!

「自分が好きなことは好きだって楽しまないと、そりゃイイものは作れないな。今の自分が楽しんで、イイと思うことを胸張って堂々とやればイイ、と思えたときに、色んな迷いとかプレッシャーとかが全部パっとどっかに消えていって

そこからは、自分の判断に迷いがなく、自分がイイと思うことをやっていくだけだったとか。

「(これまでは)開けに行ったドアは、ことごとくハズレだったんです。そうして、『そうか、楽しむことを忘れていた』となったときに、明るくなって、ドアが『ここです』と、目の前に現れて、鍵なしでスーっと開けられて、次のステージに行けました

このあたりの語りに、私は、感涙!

さぶいぼ~!

その後、ファンが増えていき、

念願のドームでのライブを開催でき、

今日の活躍に至るのです。

トークが苦手だからMCをやめる。

真面目な人。

とインタビュアーは、言っていましたが、

私もそう思います。

そして、こうも思います。

安室ちゃんのように真面目な人は、

こうしなきゃいけない

ああしなきゃいけない

こうじゃなきゃいけない

と、自分ルールに縛られる人が多い、と。

自分が勝手に制定したルール。

そのルールに従っているときは、

しっくりこず、

クヨクヨして、モヤモヤして、

人生を心から楽しめないのです。

でも、抜け出すのは、簡単

安室ちゃんがやったように、

心から楽しいか、楽しくないか。

二者択一で、判断する。

それだけ。

それだけで、自分ルールを捨てられます

仕事においても、

人間関係においても。

自分ルールを優先させているときは、

結果や未来ばかりを気にしているとき。

ところが、

思うように結果が出ない。

逆に、

楽しさを優先させているときは、

楽しい方を選択しつづけていくので、

楽しいの連続。

当然、結果も楽しめることになる。

もしも思うような結果が出なくても、

しょうがないな、と笑え、

自分ルールに縛られていないので、

気軽に方向転換もできます。

安室ちゃんのライブには、MCがないのだそう。

彼女は、トークが苦手で、テレビ出演を控えた。

そこで、ライブ活動を主にしたのだけれど、

ライブでもトークは必要で…。

そのために地方ごとのトークネタを探すのが

しんどい。

だったら、

一度、MCをやらずに、

やってみよう!と試みた。

すると、

MCがなくても成立した!

嫌なら、辞めてもいい。

恐ければ、ちょっと試してみたらいい。

結果は?

OK!

そうなんです。

恐がっている大半のことが、

一歩踏み出すことで、

「あれ!?大丈夫だった!」

という結果になります。

これは、試さないとわからないこと。

それにしても、

トークが苦手なのに、

テレビで告白をしたことは、

相当の覚悟だったんでしょうかね。

では、安室ちゃんが告白して教えてくれたことのおさらいです。

○ルールに縛られず、自分にとっての楽しさを優先させてやってみる。

○自分の気持ちに正直に、ちょっと勇気を出してやってみる。

実は、VERY PARADISE!が常々ブログで伝えていることでもあります。

自分を大事にするためのプロセス。

安室ちゃんも通ってきた道なのかあ。

と、親近感を覚え、嬉しくなったのと同時に、

私も、もっと楽しさを優先させよう!

と新たな誓いをすることができました。

そして、今さらながら、

安室奈美恵のファンになったのでした。

なので、

すでにファンである父親に昨春プレゼントした

ライブのDVDをじっくり観ます!(笑)

父は、安室奈美恵のバッグダンサーに

なるのが夢です。

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二者択一がうまくできない人は、

じぶんリサーチインタビューを受けてみてくださいね。

邪魔している自分ルールがわかりますよ。

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