「ワタシって、まだまだ」
「ワタシって、ダメね」
「ワタシは、バカだから」
「ワタシなんて可愛くないから」
「ワタシなんて年が行ってるから」
「どうせワタシなんて…」
「ワタシなんかが…」
自分に向けて、
厳しめの評価をよくしていませんか?
自分を必要以上に卑下する口癖は、
自分への“言葉の暴力”という人がいます。
「暴力」ってキツい言葉ですよね。
謙遜を込めていると自覚しているなら
暴力とは言えないのかもしれませんが。
そうでなければ、一種のイジメ
といっても過言ではありません。
常日頃の自分を見下しているゆえの
無意識に出てしまう厳しい言葉は、
避けた方がよいと私は思っていますし、
避けるように練習したことがあるんですよ。
過去はよく言っていたので…。
でも、自分への評価が高まってくると、
自ずと出なくなりました。
「ワタシって、まだまだ」
「ワタシって、ダメね」
「ワタシは、バカだから」
「ワタシなんて可愛くないから」
「ワタシなんて年が行ってるから」
「どうせワタシなんて…」
「ワタシなんかが…」
これらが、どれほどのイジメに値するのか。
「ワタシ」を「アナタ」に置き換えてみたら
すぐにわかります。
「アナタって、まだまだ」
「アナタって、ダメね」
「アナタは、バカだから」
「アナタなんて可愛くないから」
「アナタなんて年が行ってるから」
「どうせアナタなんて…」
「アナタなんかが…」
いかがでしょうか?
家族や友人、職場の人から、
こんな言葉を向けられたら?
私だったら、というか、以前の私だったら、
背筋が凍りつきますし、
胸のあたりがキューっと締め付けられて、
悲しい気持ちになります。
そんなこと言わないでよ!と腹が立ちます。
ボッコボコに殴られているようなもの!?
痛すぎ…。
それを、自分が自分にやっている
ということなんですよね。
「ワタシ」が「私」へ、ボッコボコ。
そんなボッコボコフレーズを、
ずっとずっとずっと言い続けられる身に
なってみてください。
相当打撃がありませんか?
でも、その打撃には、
気づかないんですよね。
だから、言ってしまうという。
で、悲しみや腹立ちは、どこにいくのか?
どこが別のところに向けられます。
他の人にも「アナタって…」と感じで、
嫌いになったり、
それを伝えてしまったりして、
トラブル発生!
まわりの悪いところばかりが目について、
この世の中はダメダメだー!と、
顔にも、姿勢にも、
出ちゃうぐらいの
不満だらけ。
ストレスも溜まります。
自分への言葉の暴力が
日課になっていると考えられるときは、
気分をよくするために、
おいしものを食べたり、
どこかへ出かけたり、
何かを買ったりしたとしても、
また落ち込んだり、溜息ついたり、
気分が安定しない時が度々あらわれます。
私ってどうかな?と思ったら、
ちょっと意識して観察してみること
をおすすめします。
それで、もし、
ボッコボコにしていたのなら、
暴力的な自分が
傷ついている自分に
「ごめんね」
と、言ってあげたほうが
いいと思うんですよね。
そしたら、傷ついている自分はなんて答えます?
さらには、羅列した言葉とは逆の言葉で、
恥ずかしがらずに、
自分を褒めまくりましょ。
「私って、充分がんばてる!」
「私って、イイね!」
「私は、天才!」
「私って、カワイイ!」
「私は、いつも若々しい!」
「私だから…」
「私だからこそ…」
かつて傷ついた幼いころの自分に
声をかけてあげるように。
言葉で抱きしめてあげるように。
いいね!な自分、カワイイ!自分等を
イメージしながら。
そうやっても、また、
「ああ、やっぱりワタシって…」となれば、
落ち込まずに歌いましょうよ。
テツandトモの「なんでだろ~♪」を。
ななななんでだろう~♪って。
そして、考えるんです。
「私って、本当のところ、
自分のことをこんなふうに言いたいのかな?」
それと、自分以外の人から、さっきのように、
「アナタって…」と否定されるようなことを
実際に言われた場合、言ってきた人は、
ほぼ自分イジメをしている人です。
その人は、自分を傷つけているんです。
悲しみや腹立ちを他人にぶつけて
自分の気持ちを抑えようとしているんです。
だから、何と言われても、
気にせずに、聞き流して、
無視することをおすすめします。
気持ちに余裕があるなら、
温かいまなざしを向けてあげてくださいねー。
---------------------------------------------------------------------------------------------
自分を否定してしまうことになった原因は必ずあります。それを探して、否定をなくしていくサポートをしているのが、じぶんリサーチインタビューです。おもしろいように変化できるので、ぜひお試しくださいませ。