VERY PARADISE!の【あたまリラックス講座】
「草木染め手まりづくり」
<夏の部>を開催しました。
頭をリラックスさせることを目的に、
草木染めした糸を使って、
季節ごとの手まりを作っていく講座です。
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1日目(7/23)は、草木染め
講師 染色家 山本有子
at 染どころ ゆう(大阪・能勢町)
2日目(8/6)は、手まりづくり
講師 手まり作家 布 仁美
at カフェギャラリー里づと(大阪・能勢町)
両日の進行は、VERY PARAIDSE! 福田 愛
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夏の部の草木染めは、藍のみを使います。
藍染めです。
生葉染め
すくも染め
をおこないます。
講師の山本有子さんが営まれている
「染どころ ゆう」のそばには畑があり、
藍(蓼藍という種類)を育てられているのです。
7月は、藍が青々と育ち、生葉染めの季節。
この講座は、
いま、まさに目の前に育つ草木を
自分の手で摘んだり採ったりする
ところからはじまるのが特長のひとつです。
まずは、藍の葉を参加者皆で
摘むことからはじめました。
ちなみに、春の部の方々が引き続き参加されました。
そのため募集に至りませんでした。あしからず。
藍の生葉は、背が高く、茎の太いものを選び、
下から10cmほどのところを摘みます。
摘んだら、茎から葉を外す作業です。
つぎに、染め液づくり。
3種類作りました。
1)生葉そのもので。
2)塩もみで。
3)石灰やハイドロを使っての化学だて。
藍染めのおもしろさとは、
もみ込むごとに、
水に触れるごとに、
空気に触れるごとに、
変わっていく色合い。
色が移り変わる早やさは、
参加者からの止まない感嘆を聞けばわかります。
「きれい!」「すごい!」という乙女な声を
聞かなかった時間はないかもしれません。
これぞ、藍マジック。
目を離したくないという想いが沸きあがり、
自然と集中する力も高まります。
では、なぜ「草木染め手まりづくり」は、
頭をリラックスさせるのか。
答えは、
余計なことを
考えなくてよいから。
藍染めが人を魅了する様子を見ていたら、
もしかしたら、藍染めは、
頭をリラックスさせるのに、
最もふさわしい草木染めかもしれない
と思えてきました。
「余計なこと」とは何なのか、
又、頭から体への影響について等、詳しくは、
前回<春の部>のブログをお目通し下さい。
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生葉染めが済むと、続いて、
すくも染めをおこないました。
<すくも>とは、
藍の葉を乾燥→発酵→熟成させたもの。
徳島県の藍師が、
100日以上かけて作ったすくもを
講師の山本さんが買い入れ、藍建て。
つまり、毎日の攪拌等によって
染められる状態に建て、
保存されています。
今回は、色のバリエーションを作るために、
すくもの熟成度や染める回数を
工夫することにしました。
青色の成分インディゴの状態にある
青黒い染め液の中へ糸を浸します。
数分浸し、引き上げ、
空気に触れれば、
酸化して、青く発色します。
水で洗えば、さらに青さが増します。
すくも染めも、生葉染めと同じく、
色の変化には驚かされるばかり。
染め上がったすべてを比べると、
生葉よりも、濃淡がくっきりと現れました。
糸が乾けば、さらに色味が変わります。
生葉染め、すくも染めともに、
どんな色に仕上がるのか。
つづきは、手まりづくりのブログで。
ここからは、おまけのできごと。
白いワンピースに指で藍染めをする人。
昼食は、能勢町の安心野菜を使っている
ケータリングサービス「ノマディック」
にお願いしました。